先月、お笑い好きの友達にお笑いの舞台に連れて行ってもらった。久々に生でお笑いを観て、ゲラゲラ笑って、大満足の1日だった。
その中でも私はマユリカの漫才でとても笑った。
最近全然お笑いに触れていなかった私はマユリカの漫才はみたことがなかったので、いたく感動し、友達に「マユリカ面白かったわ〜」としきりに伝えた。
すると友達はラジオも面白いからぜひ聴いて欲しい、と「マユリカのうなげろりん!!」というポッドキャストを教えてくれた。その帰りに聴きながら帰った。
#2以降の話が本当に面白くて、まだ全ては聴けていないけど、家事をしながらうなげろりんを聴くのが日課になっている。
その中でも私が好きな話のひとつが、中谷さんが昔書いていたブログの話だ。
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黒歴史的ないじりを受けている中谷さんだけど、幼い頃から絵を書いたり文章書いたり、私は純粋にすごいなーと思った。あの時代に中学生がオフ会に一人で赴くバイタリティもすごい。もはや危うさすら感じる。
と同時に、当時の自分はどうだったかな?と思い出してみると、ブログこそやっていないものの、更新を楽しみにしているブログがあったことをふと思い出した。
それは「オトコでも読める少女漫画」というブログだ。
http://idukidiary.blog6.fc2.com/
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周りがミクシィなどをやっている中、小学生から中学生の私はとにかく熱中してこのブログを読んでいた。もちろん、私は女なのだが、男性目線のコメントが新鮮だったし、当時私はお小遣い制じゃなく、自分の好きには漫画を購入できなかったので、色々な漫画の情報収集に使っていた。
少年漫画は家にたくさんあったし、親にも理解してもらっていて、周りの友達ともキャッキャ話していた。しかし、少女漫画となると別だ。
今はもう何も感じないが、あの当時は少女漫画で感じたことを人と共有することがなんとなく気が引けた。もはや読んでいることすらも知られたくなかった節すらある。(借りて読むなどはしていた)
いや〜思春期って感じ。今でも少年漫画は紙で買うけど、少女漫画は電子で買っているのはその名残なのかもしれない。
それでも誰かと共有したい気持ちもあったんだと思う。純粋に他の人がどう感じたかを知れるのが楽しかった。
今の時代、漫画の感想を書いているブログを探そうとしても、感想についてはちょこっと最後に触れるだけで、あらすじメインだったり広告メインだったりするサイトが多いように思う。あとは「おすすめ漫画何選!」みたいなまとめサイトとかね。
その分、漫画配信サイトの多くでコメント機能が実装されている。やはり私はこれを読むのが好きで、一度読んだ漫画でも、わざわざコメント機能のある配信サイトでもう一度読んだりする。たまにいるコメント職人みたいな人のコメントってなんであんなに面白いのだろう。感心してしまう。
でもたまに「あー!私はガッツリと書かれた感想を読みたいんだー!」と思う時がある。その点あのブログはゴリゴリに主人の感想や主観が入っているので、リアルな感じが伝わってくる。今読んでも絶対に楽しめる気がする。当時の私、なかなかいいチョイスしてるよ、うん。
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どうやってこのブログにたどり着いたのかも、なぜあのブログだけを熱中して読んでいたのか自分でも分からない。
阪本さんはこの話で中谷さんをえげつない変わり者呼ばわりしていて、思わず笑ってしまったけど、私ももしかしたら少しだけ変わっているのかもしれない。